病院からスポーツの現場まで、さまざまな場面で活用できる超音波治療器です。3.5インチのカラータッチパネルを採用していることで見やすいうえ、直感的な操作ができるようシンプルで使い勝手に優れています。

30分駆動可能なバッテリーを搭載しており、コンセントからの電源が供給できない場所（屋外など）でも利用可能です。本体側面には、マグネットが吸着するようになっており、超音波プローブは本体側面だけでなく、スチールであればあらゆる場所にも吸着します。

DUTYモードに設定すると、急性期には非温熱効果、慢性期には温熱効果を活用可能です。組織の伸張性向上や、疼痛緩和などの治療効果が期待できます。

フィジオソノの大きな特徴

・さまざまなタイプの超音波が出力可能

プローブひとつで、3MHz、1MHz、双方を高速で切り替えるという3パターンの使い方が可能です。3MHzでは浅層をカバーでき、1MHzでは深層まで超音波が浸透します。高速切り替えができる「オルタネートモード」では、広範囲にわたって超音波の効果を期待できます。慢性期には、温熱作用で患部に浸透し、症状に応じた出力が切り替え可能です。

さらに、同じプローブで0.1Ｗ/cm²の超音波も出力できます。これは音圧が必要な急性期に適している低出力であり、平型固定タイプローブを使うと、プローブを固定して超音波治療が受けられます。

・フィジオアクティブHVと接続するとコンビネーション治療もできる

低周波治療器・フィジオアクティブHVと接続すると、超音波による温熱効果・音圧によるマイクロマッサージ・フィジオアクティブHVのハイボルテージ電気療法のコンビネーション治療が、同時に行えるようになります。これは超音波プローブ・平型プローブのどちらでも可能です。

接続するには、フィジオアクティブHVの出力コードを、フィジオソノの背面に差し込むだけで完了します。接続された状態では、フィジオアクティブHVの電流出力を上げると、フィジオソノの超音波プローブから電流が出力できるため、よりスムーズに操作できます。

コンビネーション治療のメリットとして、治療感覚がないことの多い超音波治療法に電気治療を組み合わせることで、患者の反応を確認しながら治療を施せる点があげられます。さらに、超音波が生み出すマイクロマッサージ効果と、電流が生み出す鎮痛作用で、血行が促進され疼痛を鎮められるようになります。より短い時間で、高い効果が実現できます。