「NEUBOXⅡ ニューボックスⅡ」は、プレシャスワークス株式会社が製造・販売する微弱電流機器です。国内で中周波電流のみを用いた治療機器は、「NEUBOXⅡ ニューボックスⅡ」だけです。生体電流に近い微弱電流（約100〜200μA)を、皮膚抵抗の少ない中周波電流（2000〜4000Hz）で通電します。皮膚下3〜4cmの深層部組織まで刺激を与える治療法は、特に急性の痛みや腫れに対し、短時間での効果に期待ができる治療機器です。筋肉や腱、靭帯損傷などに有効で、わずか数秒の通電で、鎮静、筋萎縮改善が実感できます。

■微弱電流と中周波とは

微弱電流治療では損傷した組織の細胞に「−」電流を流し、イオンバランスを整えます。細胞内外の＋と−のイオンに乱れがあると、その部位に痛みや腫れが生じるため、微弱電流を流し電気的に整える治療です。中周波は、低周波では届かなかった筋肉の深層部まで電流を流すことができます。これにより、深部筋へのアプローチや、筋弛緩・筋力をつけるために必要な筋収縮効果が有効になるのです。

痛みに関しては短時間で効果に期待ができ、特に急性の痛みに対し効果的です。その他、スポーツ障害、可動障害、関節痛、神経系障害、骨格筋障害などに対して自然治癒の促進が図れます。臨床試験では、痛みの他にも機能回復に有効性があると認められているほどです。「NEUBOXⅡ ニューボックスⅡ」は、通常の治療と組み合わせて使用するとより効果的で、早期の現場復帰が望めます。

■特徴と仕様

「NEUBOXⅡ ニューボックスⅡ」本体は、重さわずか700gと軽量なため持ち運びにも便利なサイズです。生体組織から得た情報はトリートメントパネル（本体画面）で確認ができます。電流量や治療効果の確認をチェックしながら通電が可能で、その都度、出力調整が行える仕組みで使いやすさも抜群です。

対象部位にワンポイントで施術ができるのが魅力で、対象部位や症状に合わせた先端チップの変更をすれば、さらに効果的。チップは全5種類で、クラシックチップ（先端尖り）、ゴールドフレックスチップ（先端平）、ラウンドフレックス（先端丸）、オプションでローラーチップとテクノゲル電極（粘着パッド）があります。

「NEUBOXⅡ ニューボックスⅡ」は、全国の整形外科や接骨院をはじめ、大学やオリンピック選手、プロスポーツ選手らも愛用するほど、痛みをケアしてくれる機器です。