株式会社テクノリンクが製造販売する、「NEOテクトロン ONE-P6 Plus」。最新モデルのテクトロンシリーズがリニューアルされ、さらに使いやすく進化した低周波治療器です。従来型のNEOテクトロンシリーズの、ランダムアクセス波とネオV3波に加えて、新しくマイクロカレンド（微弱電流）が搭載されました。付属のシューティング導子を使用すれば、7つのモードで今まで以上に治療の幅を広げることが可能です。

■機能の説明

「NEOテクトロン ONE-P6 Plus」に搭載されている機能は、大きく分けて3つあります。1つ目の従来型より搭載されているネオＶ3（ブイキューブ）波は、Valuable Vertical Voltage waveformの略で、従来の波形に高電圧のパルスによる電気刺激を重層させた波形です。

2つ目のランダムアクセス波とは、4種類の周波数の切り替えとハンマーの出現間隔をランダムに行う低周波（WAVE A）のことです。

3つ目の新搭載・マイクロカレント（MCR）とは、ハンマーパターンが異なる5種の低周波とこだわりの波形のことで、ここにMCRを自由に組み合わせて出力できるプログラムモードも搭載されています。

ハンマー機能とは、症状に合わせてハンマーの強さ（1〜10レベル）を変化させる機能です。

これらの機能を、6つの出力チャンネルより出力し、患部の治療を行います。

■特徴

「NEOテクトロン ONE-P6 Plus」にフルHDサイズの大型モニターが採用され、見やすく扱いやすくなりました。大きさは従来型よりも13％コンパクトです。付属されているシューティング導子は、患部に合わせて3種（ストレートタイプ・カーブタイプ）の交換ヘッドを使い分ければ、より的確な施術が可能となります。

また、患部の状態によっても、肘や膝、肩などの曲面部には吸引導子、凹凸面には貼り付け型の粘着導子、筋や腱など適度に圧が必要な部位にはVスティック（オプション）と、施術に最適な導子も整っています。

波形や周波数、電圧、電流を変化させることで、治療部位に十分な刺激を与えられるのが、NEOテクトロン ONE-P6 Plusです。急性期から慢性期の治療に幅広く使用でき、患部の痛みの緩和や組織の修復、臨床面やリハビリにおいては機能改善に期待ができます。近年では、ラクビーW杯や東京オリンピックでも、選手の治療やケアに使用された優れた医療機器です。