イオノソン・エビデントは、株式会社サンメディカルが販売する理学療法治療器です。イオノソンに新たに「DEEP OSCILLATION®」(深層振動低周波)が搭載され、世界初の複合器として新登場しました。DEEP OSCILLATION®は、欧米では「HIVAMAT®（ヒバマット）」の名ですでに活用されています。治療効果を深層部にまで到達させ、痛みを軽減させる他、疲労物質の体外排出を促進する効果に期待ができます。

マッサージのように心地よい振動のDEEP OSCILLATION®モード

イオノソン・エビデントに搭載された、DEEP OSCILLATION®モードは、刺激ではなく心地よいマッサージのような効果で治療が行えます。ハンドアプリケーターを肌に当てると、出力される5〜250Hzの低周波が組織の深層部（表皮から7〜8cm）にまで到達。組織間の摩擦により生じる静電引力が、効果的な振動を起こします。

このマッサージ的な振動が効果的で、損傷による内出血や細胞間に蓄積されている疲労物質をリンパへと移動させ、体外へ排出されるのです。むくみや慢性的な浮腫、水腫、外傷による内出血の改善、腰痛や首肩の痛み、関節痛、あらゆる痛みの軽減など、さまざまな悩みを改善へと導いてくれます。

他のモードとは

イオノソン・エビデントに搭載されているモードは、DEEP OSCILLATION®モードの他、「超音波モード」、「電気刺激モード」、「コンビネーションモード」があります。

超音波モードは周波数1MHzと3MHzより選択可能で、振動パターンは連続、または、4種のパルスモードを展開します。これにより、急性期から慢性期までの幅広い治療が可能です。Dr.J.M.Rodriguez Martin氏が提唱された、「TPS」も搭載されています。

電気刺激モードは、22通りの刺激電流を使い分けて、さまざまな症状に対応できるモードです。痛みや筋弛緩に効果的で、フィジオパック・エビデントを使用すれば、バキューム電極による通電ができます。コンビネーションモードは、超音波モードと電気刺激モードを組み合わせて治療ができます。

イオノソン・エビデントは、プロ選手の怪我予防や治療目的に使用されるほど優れた治療器です。日常生活で起きた突発的な痛みや寝違いなどにも、心地よく感じられるマッサージのような振動で早期回復へと導いてくれます。4つのモードを使い分けて症状に応じた治療が行える、いわば新世代の治療器です。