SONON 300Lは、ルーツ株式会社が開発した、「高画質モバイル超音波画像診断装置」です。
救急医療の現場では早期の超音波検査により、それぞれの患者に対する処置が変わっていきます。命を守るために、いち早く的確な対応と処置ができるよう現場より生まれたのが、「SONON300L」なのです。

●SONON 300Lの特徴

・超小型サイズ
・ワイヤレスでの使用
・12時間の待機時間
・3時間のスキャン時間

まず、本体重量はわずか350g（バッテリー含む）の超小型サイズ。77.6(W)✕222.6(L)✕41.1(H)の大きさは、ズボンのポケットにもすっぽりとおさまります。充電時間はわずか3時間、2,600mAhをフル充電することができるスピード充電で、一度充電すれば12時間の待機時間と、3時間のスキャンが可能です。
また使用には、わずらわしい電源コードや通信ケーブルも不要のワイヤレス。有線機器で多い、トラブルの回避もできます。簡単に取り扱いができ、一刻を争う救急医療現場では大いなる活躍が見込めるSONON 300Lです。

●SONON 300Lの性能

SONON 300Lには、7つの検査項目がプリセットされています。
・甲状腺
・MSK
・血管
・頸動脈
・肺
・胸部
・皮相
目的に応じた検査モードを選択するだけで、スピーディーに検査を開始できます。検査では、面積・距離・角度も計測と、対象部へのコメント入力もできます。
コンパクトなデバイスでありながら、これだけの検査が可能です。

スキャン画像は、iOS端末やAndroid端末を使用して見ることが可能。スマートフォンやタブレットとの連携により、素早く画像を転送し早期の診断に役立てます。画像転送への安全性については、ご安心ください。画像転送についてはDICOMをサポートして、PACSサーバーリレーで安全に転送をします。
しかも、SONON 300Lのデバイスはコンパクトな携帯型ではありながら、高いクオリティでの画質を実現しています。
その理由には、視野幅4bm、高感度カラードップラー機能を標準装備していて、Bモード画像上に指定した領域での流速変化についても確認できるからです。
SONON 300Lは、装置本体とプローブが一体型であり、なおかつ超小型ワイヤレスな携帯型の、高画質モバイル超音波画像診断装置です。あらゆるフィールドに持ち出し活躍できる、優れた性能を持ち合わせています。