オステオプロスマートは、再現性が高くコストパフォーマンスに優れた超音波骨密度測定器です。

骨の強度の重要な要因となる骨量を測定し、骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価を行います。

オステオプロスマートは、多くの病院で活用され、骨粗鬆症の予防や早期対応に役立っています。

●オステオプロスマートの特長

1.高精度である

・WHO(世界保健機関)が制定した診断基準から、T-score(20歳のデーターに対する比較値)とZ-score(同年齢グループのデータとの比較値)を採用しています。

そのため信頼性の高い結果が得られます。

・多くの臨床データを通じて得られた骨密度データを使用。

そのため、OI(骨粗鬆症指数)やOPR(骨粗鬆症進行度評価点)についての評価を行える豊富な測定内容となっています。

・固定式トランスデューサを用いて、移動によって生じる測定の誤差を低減しています。

・電磁的妨害源とならずに正常に動作するように設計、製造されていることを示すＥＭＣ適合製品です。

・温度変化による影響を受けにくい性質のオイル媒質を使用することで、誤差が少なく高い再現性が得られます。

2.経済的である

・直接皮膚と接するオイルバルーンには、耐久性の高い材質を用いているため、交換サイクルが長くなります。

その結果、消耗品にかかるコストを低減できます。

・超音波による測定のため、測定場所を選びません。

また、特別な設備も必要ありません。

特に定期的に測定する人や妊婦にとっては、放射線の発生がないことで、安心して測定を受けられるのがメリットです。

3.操作が簡単・高機能である

・測定時間はわずか15秒しかかからず、スピーディーな測定を実現します。

・重さは約15Kgと軽量のため、簡単に持ち運びできます。

またコンパクトサイズであるため、限られたスペースにも設置可能です。

・コンピュータ画面の手順に従って操作するだけで簡単に測定できます。

測定結果は、同年齢の比較や骨粗鬆症進行度の評価点がカラーグラフで表示され、患者への説明が容易であるとともに視覚的に判断できます。

「正常」か「骨減少傾向」または「骨粗鬆傾向」のいずれに該当するかの分析結果が表示されます。

・患者データは自動的に保存され、最大で10万人分の患者データを保存できます。

検索方法も簡単で、再測定や患者データの管理に最適です。

一人ひとりに対して親身な対応を強力にサポートしてくれます。

ただし、10万人分の患者データ保存するには、約1GBの空き容量が必要です。

【本体仕様】

定格電源 : AC100V（50 / 60Hz）

定格消費電力 : 120VA

発振周波数 : 0.5MHz ± 20%

超音波出力 : 100mW以下

測定対象年齢 : 20～80歳

湿度（結露なし） : 相対湿度20～80%

動作温度 : 5～35℃