整骨院経営 2025年12月5日

ハイボルテージ治療の効果と導入メリット|整骨院経営者が知るべき注意点と活用法

「ハイボルテージ治療」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

近年、整骨院や接骨院で導入が進んでいるハイボルテージ治療は、高電圧の電気刺激を用いて深部の組織にアプローチする物理療法です。

従来の低周波治療では届きにくかった深部の筋肉や神経に働きかけることができ、痛みの軽減や血流促進に即効性が期待できることから、多くの患者さんに支持されています。

本記事では、ハイボルテージ治療の仕組みと効果から、整骨院経営者が知っておくべき導入メリット・デメリット、他機器との組み合わせ戦略まで詳しく解説します。新たな治療メニューの導入を検討している院長先生は、ぜひ参考にしてください。


ハイボルテージ治療とは?

ハイボルテージ治療の仕組み

ハイボルテージ治療とは、150V以上の高電圧電流を用いて行う電気刺激療法です。
一般的な低周波治療器が数十V程度の電圧を使用するのに対し、ハイボルテージは数百Vという高い電圧を瞬間的に流すことで、皮膚抵抗を抑えながら深部組織まで電気刺激を届けます。

高電圧でありながら、パルス幅(電気が流れる時間)を極めて短くすることで、皮膚への刺激感を最小限に抑えています。
そのため、患者さんは強い痛みを感じることなく、深部への効果的なアプローチを受けることができます。

この特性を活かして、深部の筋肉の緊張緩和、神経の興奮抑制、血流促進などの効果が期待されています。

ツインピークパルス波形とは?

多くのハイボルテージ治療器では、「ツインピークパルス波形」と呼ばれる特殊な波形が採用されています。

ツインピークパルス波形とは、2つのピークを持つ双峰性の波形のことです。この波形は、1回のパルスで2度のピーク刺激を与えることができ、より効率的に深部組織を刺激できるという特徴があります。

また、プラスとマイナスの電荷がバランスよく配分されているため、皮膚への電気化学的な刺激が軽減され、長時間の施術でも皮膚トラブルが起きにくいというメリットもあります。

一般的な低周波治療器との違い

ハイボルテージ治療と低周波治療は、どちらも電気刺激を用いた物理療法ですが、いくつかの重要な違いがあります。

比較項目 ハイボルテージ 低周波治療
電圧 150V以上(高電圧) 数十V程度(低電圧)
到達深度 深部(5〜10cm以上) 浅部〜中程度(1〜3cm)
皮膚刺激 少ない ピリピリ感を感じやすい
主な効果 深部の鎮痛・筋緊張緩和 表層の筋肉刺激・血行促進
即効性 高い 比較的緩やか

低周波治療は皮膚表面でピリピリとした刺激を感じやすく、深部への到達が限られます。一方、ハイボルテージは皮膚刺激を抑えながら深部まで電気刺激を届けられるため、深部の痛みや筋緊張に対してより効果的にアプローチできます。


ハイボルテージ治療の効果

痛みへの効果

高電圧刺激による深部アプローチ

ハイボルテージ治療の最大の特徴は、深部組織への鎮痛効果です。

高電圧の電気刺激が深部の痛覚神経に作用し、痛みの伝達を抑制します。これは「ゲートコントロール理論」と呼ばれる鎮痛メカニズムに基づいています。太い神経線維(触覚・圧覚を伝える)を刺激することで、細い神経線維(痛みを伝える)からの信号が脊髄レベルでブロックされ、脳への痛みの伝達が減少します。

また、電気刺激によってエンドルフィンなどの内因性鎮痛物質の分泌が促進されることも、鎮痛効果の一因とされています。

急性の痛みから慢性的な痛みまで、幅広い症状に対して即効性のある鎮痛効果が期待できます。

施術中の痛みを軽減する仕組み

高電圧と聞くと、「痛いのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、ハイボルテージ治療は施術中の痛みが少ないことも大きな特徴です。

その理由は、パルス幅の短さにあります。ハイボルテージ治療器では、マイクロ秒(100万分の1秒)単位の極めて短いパルス幅で電気を流します。電圧は高くても、電気が流れる時間が極めて短いため、皮膚の感覚受容器が刺激を感じにくく、ピリピリとした不快感がほとんどありません。

そのため、電気治療が苦手な患者さんや、痛みに敏感な方でも安心して施術を受けていただけます。

血流促進による回復サポート

筋肉の緊張を和らげる作用

ハイボルテージの電気刺激は、筋肉の緊張緩和にも効果を発揮します。

深部の筋肉に電気刺激が届くことで、過緊張状態にある筋繊維がリラックスし、筋スパズム(筋肉のけいれん的な収縮)が解消されます。筋緊張が和らぐことで、周囲の血管への圧迫が解放され、血流が改善されます。

デスクワークによる肩こりや、スポーツ後の筋疲労など、筋肉の緊張が原因となる症状の改善に効果的です。

栄養と酸素の供給を促す効果

血流が促進されることで、組織への栄養と酸素の供給がスムーズになります。

損傷した組織の修復には、十分な栄養と酸素が必要です。ハイボルテージ治療によって血流が改善されると、修復に必要な物質が効率的に運ばれ、組織の回復が促進されます。同時に、老廃物や発痛物質の排出も促されるため、痛みの軽減と回復の促進が同時に期待できます。

捻挫や打撲などの外傷後のケアや、慢性的な症状の改善において、この血流促進効果は重要な役割を果たします。

神経を落ち着かせる効果

神経痛やしびれ症状へのアプローチ

ハイボルテージ治療は、神経系の症状に対しても効果が期待できます。

神経痛やしびれは、神経の過敏状態や圧迫、血流不足などが原因となります。ハイボルテージの電気刺激は、過敏になった神経の興奮を抑制し、神経伝導を正常化させる作用があるとされています。

坐骨神経痛や手足のしびれ、末梢神経障害による症状などに対して、継続的な施術によって症状の緩和が期待できます。

自律神経のバランス調整

ハイボルテージ治療は、自律神経のバランス調整にも寄与するとされています。

電気刺激によって交感神経の過緊張が緩和され、副交感神経が優位になることで、リラックス効果が得られます。自律神経の乱れによる不調(不眠、倦怠感、めまいなど)を抱える患者さんにとって、症状改善のサポートとなる可能性があります。

ただし、自律神経系の症状は多因子性であるため、ハイボルテージ治療だけで完全に改善するとは限らない点は理解しておく必要があります。


効果が期待できる症状

ハイボルテージ治療は、幅広い症状に対して効果が期待できます。代表的な適応症状を紹介します。

運動系疾患

肩こり・腰痛・五十肩・腱鞘炎・頚椎症

整骨院で最も多く見られる運動器系の症状に対して、ハイボルテージ治療は効果を発揮します。

肩こり・腰痛 デスクワークや立ち仕事による慢性的な肩こり、腰痛は、深部の筋緊張が原因となっていることが多いです。ハイボルテージで深部の筋肉にアプローチすることで、従来の治療では改善しにくかった症状にも効果が期待できます。

五十肩(肩関節周囲炎) 肩関節周囲の炎症や拘縮に対して、鎮痛効果と血流促進効果でサポートします。可動域改善のためのリハビリと組み合わせることで、より効果的なアプローチが可能です。

腱鞘炎・頚椎症 腱や腱鞘の炎症、頚椎の変性に伴う症状に対しても、疼痛軽減と組織修復の促進が期待できます。

疼痛性疾患

頭痛・坐骨神経痛・術後疼痛

さまざまな原因による痛みの症状に対しても、ハイボルテージ治療は有効です。

頭痛 筋緊張性頭痛の原因となる後頭部や首の筋緊張を緩和し、頭痛の軽減をサポートします。

坐骨神経痛 腰椎から臀部、下肢にかけての神経痛に対して、神経の興奮抑制と血流改善効果でアプローチします。

術後疼痛 手術後の痛みや組織の回復期において、鎮痛と修復促進のサポートとして活用できます。

循環器・感覚器系疾患

冷え性・高血圧・眼精疲労・耳鳴り・難聴

血流促進効果を活かして、循環器系や感覚器系の症状にも応用されています。

冷え性 末端の血流改善により、冷え性の症状緩和が期待できます。

眼精疲労 目の周囲や後頭部の筋緊張を和らげ、眼精疲労の軽減をサポートします。

耳鳴り・難聴 頚部の血流改善や自律神経調整効果により、一部の耳鳴り・難聴症状に対して改善が報告されています。ただし、器質的な原因がある場合は効果が限定的です。

自律神経系疾患

不眠症・アレルギー疾患・メニエール病

自律神経のバランス調整効果を活用して、以下のような症状にもアプローチが可能です。

不眠症 自律神経の調整により、睡眠の質の改善が期待できます。

アレルギー疾患 自律神経のバランスが整うことで、アレルギー症状の緩和につながる可能性があります。

メニエール病 めまいや耳鳴りを伴うメニエール病に対しても、自律神経調整と血流改善の観点からサポートが期待できます。

ただし、これらの症状は複合的な要因が関与するため、ハイボルテージ治療単独での完治を保証するものではなく、総合的なアプローチの一環として活用することが重要です。


整骨院経営者が知るべきハイボルテージ導入のメリット

施術効果の即効性と差別化訴求

ハイボルテージ治療の最大の強みは、効果の即効性です。

1回の施術でも痛みの軽減を実感できるケースが多く、患者さんに「効いている」という実感を与えやすい特徴があります。この即効性は、初診の患者さんの信頼獲得や、継続通院への動機づけに大きく貢献します。

また、「ハイボルテージ治療が受けられる整骨院」として打ち出すことで、近隣の競合院との差別化が図れます。従来の電気治療では改善しなかった患者さんが、ハイボルテージ治療を求めて来院するケースも期待できます。

患者満足度向上によるリピート率UP

ハイボルテージ治療は、患者満足度の向上に直結します。

施術中の痛みが少なく、効果を実感しやすいため、患者さんからの評価が高くなりやすい傾向があります。「電気治療が苦手だったけど、これは大丈夫だった」「1回で楽になった」といったポジティブな反応が得られやすく、口コミによる新規患者の獲得にもつながります。

効果を実感した患者さんは継続的に通院する傾向が強く、リピート率の向上が期待できます。

自費診療メニューの単価アップ

ハイボルテージ治療は、自費メニューとして高単価で提供できる施術です。

保険施術だけでは単価が低く、経営が厳しくなりがちな整骨院にとって、自費メニューの充実は重要な経営課題です。ハイボルテージ治療は、その効果の高さから患者さんの納得を得やすく、適切な価格設定が可能です。

単発の施術料金に加え、回数券やコースメニューとして提案することで、安定した収益の確保につながります。

スタッフ教育による再現性の高い施術

ハイボルテージ治療は、機器が出力や時間を制御するため、施術の再現性が高いというメリットがあります。

手技療法では施術者の技術や経験によって効果に差が出やすいですが、ハイボルテージ治療は適切な部位に適切な設定で照射すれば、一定の効果が期待できます。そのため、スタッフ教育のポイントが明確で、比較的短期間で施術の標準化が可能です。

新人スタッフでも、研修を受ければ一定レベルの施術を提供できるようになるため、院全体の施術品質の向上と安定化につながります。


ハイボルテージ導入のデメリットと注意点

導入コスト・維持費の負担

ハイボルテージ治療器は、一般的な低周波治療器と比較して導入コストが高くなります。

機種や機能によって価格は異なりますが、50万円〜150万円程度の初期投資が必要なケースが多いです。また、消耗品(電極パッドなど)のランニングコストや、定期的なメンテナンス費用も考慮する必要があります。

導入前には、投資回収の見通しを立て、自院の患者数や単価設定で採算が取れるかをシミュレーションしておくことが重要です。

施術者の技術習得が必要

ハイボルテージ治療は機器に依存する部分が大きいとはいえ、施術者の知識と技術も重要です。

症状に応じた電極の配置、出力や時間の設定、禁忌症例の判断など、適切な施術を行うためには一定の学習が必要です。誤った使い方をすると、十分な効果が得られないだけでなく、患者さんに不快感を与えたり、まれに火傷などのトラブルを起こすリスクもあります。

導入時には、メーカーや販売代理店が提供する研修を必ず受講し、スタッフ全員が正しい操作方法を習得してから運用を開始しましょう。

効果実感に個人差がある

ハイボルテージ治療の効果には個人差があります。

1回の施術で劇的に改善する患者さんもいれば、複数回の施術を重ねても効果を実感しにくい患者さんもいます。症状の原因や重症度、体質などによって反応が異なるため、すべての患者さんに同じ効果を保証することはできません。

患者さんに過度な期待を持たせないよう、事前に「効果には個人差がある」ことを説明し、適切な期待値を設定することが大切です。

誇大広告・過剰期待のリスク

ハイボルテージ治療の効果を過大にアピールすることは、トラブルの原因になります。

「必ず治る」「どんな痛みも改善」といった誇大広告は、景品表示法や医療広告ガイドラインに抵触する可能性があるだけでなく、期待通りの効果が得られなかった患者さんからのクレームにつながります。

効果の説明は、エビデンスに基づいた範囲で行い、過度な期待を煽らないよう注意しましょう。

導入前にメーカーサポートを確認

導入トラブルを防ぐためには、メーカーや販売代理店のサポート体制を事前に確認することが重要です。

技術研修の有無、故障時の対応、消耗品の供給体制、導入後のフォローアップなど、長期的に安心して使用できるかどうかを見極めましょう。

院内教育と説明体制を整備する

施術スタッフへの教育体制と、患者さんへの説明体制を整備することも重要です。

施術マニュアルの作成、定期的な院内研修の実施、患者さんへの説明用ツール(パンフレット、動画など)の準備などを行い、院全体で統一された対応ができる体制を構築しましょう。


他機器との比較と活用戦略

ハイボルテージ × EMS(コアレライボ)の相乗効果

ハイボルテージ治療とEMS(電気的筋肉刺激)を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

ハイボルテージで深部の痛みを抑制し、筋緊張を緩和した後、EMSで筋肉を刺激してトレーニング効果を与えるという流れが効果的です。痛みの改善と筋力強化を同時にアプローチできるため、根本的な改善を目指す施術プログラムが構築できます。

たとえば、腰痛患者さんに対して、ハイボルテージで痛みを軽減した後、コアレライボなどのEMS機器で体幹の筋肉を鍛えることで、再発防止までをサポートできます。

ハイボルテージ × 超音波による複合施術

ハイボルテージと超音波治療の併用も、効果的な組み合わせです。

超音波治療は、深部組織の温熱効果と微細振動による組織修復促進効果があります。ハイボルテージの鎮痛効果と超音波の修復促進効果を組み合わせることで、痛みの軽減と組織の回復を同時に促すことができます。

急性の捻挫や筋損傷などにおいて、この複合施術は特に効果を発揮します。

低周波治療器との明確な違い

患者さんから「低周波治療と何が違うのか」と質問されることもあるでしょう。その際の説明ポイントを整理しておきます。

到達深度の違い 低周波は表層〜中程度、ハイボルテージは深部まで届きます。深いところに原因がある痛みには、ハイボルテージが効果的です。

刺激感の違い 低周波はピリピリとした刺激を感じやすいですが、ハイボルテージは刺激感が少なく快適です。

即効性の違い ハイボルテージは1回の施術でも効果を実感しやすく、即効性に優れています。

これらの違いを明確に説明できるようにしておくことで、患者さんの理解と納得を得やすくなります。


ハイボルテージ導入前に確認すべきポイント

販売代理店・メーカーのサポート体制

ハイボルテージ治療器を選ぶ際は、製品のスペックだけでなく、販売代理店やメーカーのサポート体制を重視しましょう。

確認すべきポイントとして、導入時の技術研修の有無と内容、故障時の修理対応(訪問修理か送付修理か、対応スピード)、問い合わせ窓口の対応品質、導入後のフォローアップ体制などがあります。

長期的に安心して使用するためには、サポート体制が充実したパートナーを選ぶことが重要です。

メンテナンス・保証内容の比較

機器の保証期間と保証内容、メンテナンス費用についても事前に確認しておきましょう。

保証期間が短い場合、故障時の修理費用が自己負担となります。また、消耗品の価格や交換頻度も、ランニングコストに大きく影響します。

複数のメーカー・代理店から見積もりを取り、初期費用だけでなくトータルコストで比較検討することをおすすめします。

導入前デモで効果を確認

可能であれば、導入前にデモ機を使って実際の効果を確認しましょう。

自院のスタッフや協力者に施術を体験してもらい、操作のしやすさ、効果の実感、患者さんへの説明のしやすさなどを検証します。実際に使ってみることで、カタログだけではわからない使用感がわかり、導入後のミスマッチを防げます。

導入後の価格設定とメニュー構成設計

導入前に、施術メニューの構成と価格設定を検討しておくことも重要です。

ハイボルテージ治療を単独メニューとして提供するのか、他の施術と組み合わせたセットメニューにするのか、回数券やコース契約を用意するのかなど、収益モデルを設計しておきましょう。

投資回収のシミュレーションを行い、月に何件の施術が必要か、どの程度の単価設定が適切かを明確にしておくことで、導入後の運用がスムーズになります。


導入事例・活用ケース

導入院A:急性腰痛患者への即効性改善例

背景 A整骨院では、急性腰痛(ぎっくり腰)の患者さんが多く来院していましたが、従来の施術では痛みの軽減に時間がかかることが課題でした。

導入後の変化 ハイボルテージ治療器を導入し、急性腰痛の患者さんに対して初診時から使用したところ、1回の施術で「痛みが半分以下になった」「動けるようになった」という声が多く聞かれるようになりました。

成果 施術効果の即効性が口コミで広がり、急性腰痛の新規患者が増加。リピート率も向上し、導入から6ヶ月で投資回収を達成しました。

導入院B:EMS併用による単価アップ事例

背景 B整骨院では、保険施術中心の経営から脱却し、自費メニューの強化を目指していました。

導入後の変化 ハイボルテージ治療とEMS(コアレライボ)を組み合わせた「根本改善プログラム」を開発。痛みの軽減と体幹強化をセットで提供するメニューとして、1回5,000円、6回コース25,000円で販売を開始しました。

成果 コース契約率が向上し、患者1人あたりの単価が従来の2倍以上に増加。自費売上比率が30%から60%に向上しました。

導入院C:教育体制強化による施術品質統一

背景 C整骨院では、スタッフによって施術効果にばらつきがあることが課題でした。新人スタッフが担当すると、患者さんから「前回と違う」という声が上がることもありました。

導入後の変化 ハイボルテージ治療器の導入に合わせて、施術マニュアルを整備し、全スタッフ向けの研修を実施。症状別の電極配置パターンと出力設定をマニュアル化しました。

成果 施術の再現性が高まり、どのスタッフが担当しても一定の効果が得られるようになりました。患者満足度アンケートのスコアが向上し、クレームも減少しました。


まとめ

ハイボルテージ治療は、高電圧の電気刺激を用いて深部組織にアプローチする物理療法です。従来の低周波治療では届きにくかった深部の筋肉や神経に働きかけ、痛みの軽減、血流促進、神経症状の改善など、幅広い効果が期待できます。

ハイボルテージ治療の主な効果

  • 高電圧刺激による深部の鎮痛効果
  • 血流促進と筋緊張緩和
  • 神経痛・しびれ症状へのアプローチ
  • 自律神経のバランス調整

整骨院での導入メリット

  • 施術効果の即効性による差別化
  • 患者満足度向上とリピート率UP
  • 自費診療メニューの単価アップ
  • 再現性の高い施術による品質安定化

導入時の注意点

  • 導入コスト・維持費の負担を考慮する
  • スタッフの技術習得と教育体制を整備する
  • 効果の個人差を患者さんに説明する
  • 誇大広告を避け、適切な期待値を設定する

ハイボルテージ治療は、EMSや超音波治療など他の機器と組み合わせることで、さらに高い効果と収益が期待できます。導入前には、サポート体制の確認、デモ機での検証、メニュー構成の設計をしっかり行い、計画的な導入を進めましょう。


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