整骨院経営 2026年1月6日

ラジオ波とは?効果・種類・注意点を徹底解説

「ラジオ波」という言葉を、エステサロンや整骨院、美容クリニックなどで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ラジオ波は、体の深部を温めることで様々な美容・健康効果が期待できる施術として、近年注目を集めています。

しかし、「ラジオ波って具体的に何?」「どんな効果があるの?」「副作用は大丈夫?」といった疑問をお持ちの方も少なくありません。

本記事では、ラジオ波の基本的な仕組みから種類、期待できる効果、注意点まで徹底的に解説します。ラジオ波施術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。


ラジオ波とは?基本的な仕組みを解説

ラジオ波とは、電磁波の一種である高周波エネルギーを利用した施術方法です。

医療分野では古くから使用されており、近年は美容や治療の分野でも幅広く活用されています。まずは、ラジオ波の基本的な仕組みを理解しましょう。

ラジオ波は体の深部を温める高周波エネルギー

ラジオ波(RF:Radio Frequency)は、30kHz〜300MHzの周波数帯を持つ高周波の電磁波です。この高周波エネルギーを体に照射すると、体内の分子が振動を起こし、その摩擦熱によって体の深部から温まります。これを「ジュール熱」と呼びます。

一般的な温熱療法が体の表面を温めるのに対し、ラジオ波は皮下3〜5cm程度の深部にまで熱を届けることができます。この深部加温効果により、脂肪層や筋膜、コラーゲン繊維などに直接アプローチすることが可能です。

体の芯から温まることで血流やリンパの流れが促進され、老廃物の排出、代謝の向上、コラーゲンの生成促進など、様々な効果が期待できます。

キャビテーション(超音波)との違い

ラジオ波とよく比較されるのが「キャビテーション」です。どちらも痩身エステで人気の施術ですが、作用メカニズムは大きく異なります。

キャビテーションは超音波を利用した施術で、脂肪細胞に超音波を当てることで細胞膜を破壊し、脂肪を乳化させます。破壊された脂肪細胞は体外に排出されるため、脂肪細胞そのものを減らすことができます。

一方、ラジオ波は熱エネルギーによって脂肪を燃焼しやすい状態にする施術です。脂肪細胞を直接破壊するわけではありませんが、代謝を高めて脂肪燃焼を促進し、さらにコラーゲン生成による美肌効果も期待できます。

実際の施術では、キャビテーションで脂肪細胞を分解した後、ラジオ波で代謝を促進するという組み合わせが効果的とされています。


ラジオ波の種類と特徴

ラジオ波機器には、電極の配置や作用の仕方によっていくつかの種類があります。それぞれに特徴があり、目的や施術部位によって使い分けられています。

モノポーラ

モノポーラ(Monopolar)は、1つの電極(プローブ)と対極板を使用するタイプです。プローブから照射されたラジオ波が体内を通過し、対極板へ流れることで深部まで熱が届きます。

モノポーラの最大の特徴は、浸透深度が深いことです。皮下4〜5cm程度まで熱が届くため、深部の脂肪層へのアプローチに適しています。お腹や太ももなど、脂肪が厚い部位の施術に効果的です。

ただし、対極板を体に貼り付ける必要があるため、施術の手間がかかる点がデメリットとして挙げられます。

バイポーラ

バイポーラ(Bipolar)は、2つの電極を使用するタイプです。プローブに2つの電極が配置されており、電流がその間を流れることで熱を発生させます。

バイポーラの特徴は、電極間の狭い範囲に集中して熱が届くことです。浸透深度はモノポーラより浅く、皮下1〜2cm程度となります。そのため、皮膚表面に近い部位へのアプローチに適しており、フェイシャルケアや肌の引き締めに多く使用されます。

対極板が不要で操作が簡単なため、扱いやすいというメリットもあります。

マルチポーラ・トライポーラ

マルチポーラ(Multipolar)は3つ以上の電極を使用するタイプで、トライポーラ(Tripolar)は3つの電極を使用するタイプです。複数の電極間で電流が流れることで、広範囲かつ効率的に熱を発生させます。

マルチポーラの特徴は、浅い層から深い層まで均一に熱を届けられることです。モノポーラとバイポーラの良いところを組み合わせたような作用が得られ、脂肪燃焼と肌の引き締めを同時に行いたい場合に適しています。

近年の美容機器では、このマルチポーラタイプが主流になりつつあります。

ユニポーラ

ユニポーラ(Unipolar)は、単一の電極から高周波を照射するタイプです。電流の流れ方がモノポーラと似ていますが、より集中的にエネルギーを届けることができます。

ユニポーラは深部への浸透力が高く、部分的な集中ケアに適しています。ただし、取り扱いには技術が必要で、出力設定を誤るとやけどのリスクがあるため、経験豊富な施術者による施術が推奨されます。


ラジオ波に期待できる効果

ラジオ波の深部加温作用により、美容面から健康面まで幅広い効果が期待できます。ここでは、代表的な効果を詳しく解説します。

脂肪燃焼・セルライトの分解

ラジオ波による深部加温は、脂肪細胞を温めて燃焼しやすい状態にします。脂肪は温まると柔らかくなり、分解・代謝されやすくなるため、痩身効果が期待できます。

特に、セルライトへの効果が注目されています。セルライトは脂肪細胞と老廃物、水分が絡み合って硬くなった状態ですが、ラジオ波の熱によって柔らかくなり、血流やリンパの流れが改善されることで徐々に分解されていきます。

美肌効果・肌のハリ向上

ラジオ波の熱刺激は、真皮層のコラーゲン繊維に作用します。コラーゲンは熱を受けると収縮し、その後、修復過程で新しいコラーゲンが生成されます。この作用により、肌の引き締め効果やハリの向上が期待できます。

また、血流が促進されることで肌に栄養が行き届きやすくなり、ターンオーバーの正常化にも寄与します。くすみの改善や肌質の向上にも効果的です。

代謝アップ・アンチエイジング

体温が1度上がると基礎代謝は約12〜13%上昇するといわれています。ラジオ波による深部加温は体の芯から温めるため、施術後も温かさが持続し、代謝が上がりやすい状態が続きます。

代謝が上がることでエネルギー消費が増え、太りにくい体質づくりにつながります。また、細胞の新陳代謝も活発になるため、アンチエイジング効果も期待できます。

冷え性・むくみの改善

ラジオ波の深部加温効果により、血流やリンパの流れが促進されます。これにより、体の末端まで血液が行き届きやすくなり、冷え性の改善に効果的です。

また、リンパの流れが良くなることで老廃物や余分な水分の排出が促進され、むくみの解消にもつながります。特に、下半身のむくみに悩む方には効果的な施術です。

疲労回復・筋肉の緊張緩和

ラジオ波は美容目的だけでなく、治療目的でも活用されています。深部から温めることで筋肉の緊張がほぐれ、こりや張りの緩和に効果を発揮します。

血流が改善されることで疲労物質の排出も促進され、疲労回復効果も期待できます。整骨院や治療院では、肩こりや腰痛の緩和、スポーツ後のケアなどに使用されています。

関節の可動域・柔軟性の向上

ラジオ波の熱は筋肉だけでなく、関節周囲の組織にも作用します。関節包や靭帯、腱などの軟部組織が温まることで柔軟性が向上し、関節の可動域が広がります。

リハビリテーションやスポーツパフォーマンスの向上を目的として、ラジオ波を活用するケースも増えています。

自律神経のバランス調整

体が深部から温まることで、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます。これにより、自律神経のバランスが整いやすくなります。

ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れがちな現代人にとって、ラジオ波施術はリラクゼーション効果も兼ねた有効なケア方法といえます。


ラジオ波施術のメリット

ラジオ波施術には、他の施術方法と比較して多くのメリットがあります。ここでは、主なメリットをご紹介します。

全身に使用でき幅広い部位に対応

ラジオ波は、顔から体まで全身に使用できる施術方法です。フェイシャルケア、二の腕、お腹、太もも、ふくらはぎなど、気になる部位に合わせて施術が可能です。

また、使用する電極のタイプを変えることで、浅い層から深い層まで様々な深度にアプローチできる点も大きなメリットです。

痛みが少なく体への負担が軽い

ラジオ波施術は、基本的に痛みがほとんどありません。施術中は温かさを感じる程度で、心地よいと感じる方がほとんどです。

メスを使わない非侵襲的な施術であるため、体への負担が軽く、ダウンタイムもほぼありません。施術後すぐに日常生活に戻れる点も、忙しい現代人にとって大きなメリットです。

他の施術との組み合わせで相乗効果

ラジオ波は、他の施術と組み合わせることで相乗効果が期待できます。前述のキャビテーションとの併用のほか、EMS(電気筋肉刺激)、ハンドマッサージ、吸引系の施術などと組み合わせることで、より高い効果が得られます。

多くのエステサロンでは、複数の施術を組み合わせたコースが用意されています。

効果が持続しやすい

ラジオ波施術による効果は、比較的持続しやすいとされています。特に、コラーゲン生成による肌のハリ向上効果は、施術後も継続してコラーゲンが生成されるため、時間の経過とともに効果を実感できるケースもあります。

また、代謝が上がった状態が続くことで、施術を重ねるごとに効果が蓄積されていきます。


ラジオ波施術のデメリット

メリットの多いラジオ波施術ですが、知っておくべきデメリットもあります。施術を受ける前に、これらの点も理解しておきましょう。

効果を実感するまで時間がかかる

ラジオ波施術は、1回で劇的な変化が現れる施術ではありません。脂肪細胞を直接破壊するキャビテーションとは異なり、代謝を高めて徐々に変化を促す施術であるため、効果を実感するまでには複数回の施術が必要です。

個人差はありますが、3〜5回程度の施術で効果を感じ始める方が多いとされています。即効性を求める方には物足りなく感じる場合があります。

継続的な施術が必要

効果を維持するためには、継続的な施術が必要です。施術をやめてしまうと、徐々に元の状態に戻ってしまう可能性があります。

定期的に通う時間と費用が必要になるため、長期的な計画を立てて取り組むことが大切です。

施術を受けられない場合がある

ラジオ波施術は安全性の高い施術ですが、すべての方が受けられるわけではありません。体の状態によっては施術が禁忌となる場合があります。

持病や体調による制限

以下のような持病や体調の方は、施術を受けられない場合があります。

心臓疾患や高血圧のある方、糖尿病の方、がんの治療中の方、感染症のある方、皮膚疾患のある部位、発熱時などは、施術前に必ず医師に相談するか、施術者に申告してください。

妊娠中・ペースメーカー使用者

妊娠中の方は、ラジオ波施術を受けることができません。高周波が胎児に与える影響が完全に解明されていないためです。

また、ペースメーカーや体内に金属が入っている方も施術は禁忌となります。ラジオ波が機器の誤作動を引き起こしたり、金属が熱を持ってやけどを引き起こす可能性があるためです。


ラジオ波の副作用と注意点

ラジオ波は安全性の高い施術ですが、誤った方法で行うと副作用が起こる可能性があります。副作用のリスクを理解し、安全に施術を受けましょう。

副作用が起こる主な原因

ラジオ波施術で副作用が起こる原因は、主に以下の3つです。

出力設定が強すぎる

ラジオ波の出力が強すぎると、皮膚や組織に過度な熱が加わり、やけどや赤みの原因となります。特に、皮膚が薄い部位や脂肪が少ない部位では注意が必要です。

施術中に熱すぎると感じた場合は、我慢せずにすぐに施術者に伝えることが大切です。

施術間隔が短すぎる

効果を早く出したいからといって、施術間隔を短くしすぎると、組織に負担がかかります。前回の施術で受けた熱刺激から組織が回復する前に再度施術を行うと、炎症や肌トラブルの原因となることがあります。

適切な施術間隔を守ることが、安全に効果を得るためのポイントです。

機器の誤った使用方法

ラジオ波機器は、正しい使用方法を守らないと副作用のリスクが高まります。プローブを同じ場所に当て続けたり、推奨されていない部位に使用したりすることで、トラブルが起こる可能性があります。

信頼できるサロンや施設で、経験豊富な施術者による施術を受けることが重要です。

やけど・赤みを防ぐためのポイント

やけどや赤みを防ぐためには、以下のポイントに注意しましょう。

まず、施術前のカウンセリングで肌の状態や体調を正確に伝えることが大切です。施術中は、熱さや違和感を感じたらすぐに申告してください。また、日焼け直後や肌が敏感になっている時期は施術を避けることをお勧めします。

施術後に赤みが出た場合は、冷却して様子を見てください。症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。


施術前後に押さえておきたいポイント

ラジオ波施術の効果を最大限に引き出すためには、施術前後の過ごし方も重要です。以下のポイントを押さえて、効果的な施術を受けましょう。

施術前後の暴飲暴食を避ける

ラジオ波施術の前後は、暴飲暴食を避けることが大切です。施術後は代謝が上がり、体が栄養を吸収しやすい状態になっています。この時に高カロリーな食事を摂ると、かえって脂肪を蓄えやすくなってしまう可能性があります。

施術前後2〜3時間は食事を控え、施術後は軽めの食事を心がけましょう。野菜や低脂肪のタンパク質を中心としたバランスの良い食事がお勧めです。

十分な水分補給を心がける

ラジオ波施術後は、老廃物の排出が促進されます。この排出をスムーズに行うためには、十分な水分補給が欠かせません。

施術当日は、普段より多めに水分を摂ることを心がけましょう。常温の水やハーブティーなど、体を冷やさない飲み物がお勧めです。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、控えめにしてください。

適度な運動で効果を高める

ラジオ波施術後は代謝が上がっているため、軽い運動を取り入れることで脂肪燃焼効果がさらに高まります。ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

ただし、激しい運動は体に負担がかかるため避けてください。施術翌日以降に、通常の運動を再開することをお勧めします。

施術直後の入浴は控える

施術直後は体が温まっている状態です。この状態で熱いお風呂に入ると、体に負担がかかったり、赤みが強く出たりする可能性があります。

施術当日は、ぬるめのシャワー程度にとどめ、長時間の入浴やサウナは避けましょう。翌日以降は通常通り入浴して問題ありません。


ラジオ波の費用と通う頻度の目安

ラジオ波施術を検討する際、費用と通う頻度は気になるポイントです。ここでは、一般的な目安をご紹介します。

1回あたりの施術費用

ラジオ波施術の費用は、施術部位や施術時間、施設によって異なります。一般的な目安としては、以下の通りです。

エステサロンでのフェイシャル施術は1回あたり5,000円〜15,000円程度、ボディ施術は1部位あたり8,000円〜20,000円程度が相場です。複数部位をセットにしたコースでは、1回あたり15,000円〜30,000円程度となります。

整骨院や治療院でのラジオ波治療は、1回あたり3,000円〜8,000円程度が一般的です。保険適用外の自費施術となる点にご注意ください。

初回限定の体験価格を設けているサロンも多いので、まずは体験から始めてみることをお勧めします。

効果を維持するための通院頻度

効果を実感し、維持するための通院頻度は、目的によって異なります。

痩身目的の場合、最初の1〜2ヶ月は週1〜2回の施術を受け、効果が安定してきたら2週間に1回程度に減らしていくのが一般的です。

美肌・引き締め目的の場合は、2〜4週間に1回程度の施術を継続することで、効果を維持できます。

整骨院での治療目的の場合は、症状によって異なりますが、週1〜2回の施術から始め、改善に応じて間隔を空けていくケースが多いです。


まとめ

ラジオ波とは、高周波エネルギーを利用して体の深部を温める施術方法です。脂肪燃焼、美肌効果、代謝アップ、冷え性改善、疲労回復など、美容から健康まで幅広い効果が期待できます。

モノポーラ、バイポーラ、マルチポーラなど複数の種類があり、目的や部位に応じて最適なタイプを選ぶことが大切です。痛みが少なく体への負担が軽い施術ですが、継続的な施術が必要であること、禁忌事項があることも理解しておきましょう。

施術前後の過ごし方に気をつけ、信頼できる施設で適切な施術を受けることで、ラジオ波の効果を最大限に引き出すことができます。


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