フィジオパックウォーマー/フィジオパックウォーマーミニは、酒井医療株式会社の製品であるフィジオパックを収納するウォーマーです。温熱の心地よさはそのままに使いやすく、設置場所に合わせて2種のサイズから選択ができます。

●2種のサイズ展開と特徴

サイズは、すぐれた収容力のあるフィジオパックウォーマーと、コンパクトな形態のフィジオパックウォーマーミニ。全面上部の操作パネルで、細かな設定が可能です。

パネルにあらわれる番号を見ると、一目でエラー内容と対応方法が判断でき、操作にも困りません。収納には、専用ウォーマー以外にタオルウォーマーなどの温めにも利用できます。（その際は必ず、標準温度使用が70〜80度仕様の製品かの確認を行ってください。）最大80度の高温設定で使用しても、消費電力は一般の機器に比べると約1/3に抑えられます。低ランニングコストであるのも特徴です。

・フィジオパックウォーマー

内部は7段で1段あたりにフィジオパックMを3枚収納できる余裕の広さ。

本体寸法 ：W505H765D430mm

庫内寸法 ：W420H560D320mm

本体重量 ：44.1kg

庫内容量 ：75L

・フィジオパックウォーマーミニ

内部は4段で1段あたりにフィジオパックMを2枚収納できて、設置スペースが狭くても、コンパクトに収まるのが魅力です。

本体寸法： W360H420D478mm

庫内寸法 ：W300H320D352mm

本体重量 ：16.91kg

庫内容量 ：33.7L

2つに共通しているのは、温度調節幅が40〜80度で過温防止装置とタイマー機能がついている点。タイマーは曜日ごとに設定できる曜日タイマーと、診療時間に合わせて電源がON/OFFとなるタイマーを搭載しています。診療時間には心地よく温まったパックが用意できているため、患者さんを待たせずに診療やリハビリテーションへと進められます。

●専用フィジオパック

温熱治療を手軽に行える専用フィジオパックは、酒井医療株式会社が開発した製品です。上記で紹介した2種のウォーマーで温めて取り出し、患部に当てるだけで使用が可能。S〜LLサイズまでバリエーション豊富なサイズがそろっています。

Sサイズは額にちょうど良く、Mはさまざまな部位に使え、一番人気のLサイズは肩などにぴったりの大きさ。背中やおなかの広い範囲には、LLサイズが最適です。色違いのタグがついているので、サイズは間違いにくい仕組みになっています。

パックの温度を高温状態を保持するため、素材と配合量は何度も検証が繰り返されました。選ばれた素材は、5つの鉱石「ブラックシリカ・ゼオライト鉱石・ゲルマニウム鉱石・トルマリン・テラ鉱石」とセラミックボール。1種の鉱石を使用するパックよりも、高温持続時間が長持ちする結果が実証されています。

フィジオパックはウォーマーに収納しておくだけの手軽さが魅力です。簡単に心地よい温度まで温められるため、治療院やトレーニングのほかにも、介護現場での使用や、美容院施術のあとのマッサージに広く導入されています。スペースに合わせたウォーマを設置しておけば、いつでも簡単に温熱治療が開始できます。