「ITO-InBody370S イトーインボディ370S」は、伊藤超短波株式会社が製造・販売する、医療用・専門家用成分分析装置です。スマートなボディをした装置で、体の高精度な測定と分析を行えます。体の4大構成成分や骨格筋、部位別の筋肉バランスを即座に測定。その結果からは、一人ひとりに合わせた栄養バランスのモニタリングが可能です。目標達成から指導に至るまで、目的と測定環境に合わせたカスタマイズができます。

■高精度な分析ができる理由

使用方法は、音声ガイダンスと画面案内に従って簡単に進めていけるシステムで、測定時間はわずか約15秒です。それでいて高精度で正確な結果を生み出す理由は、「部位別直接インピーダンス測定法（DSM-BIA）」にあります。

人体を右腕・左腕・右脚・左脚・体幹に分けて測定する技術で、断面積や長さの違い、体型の違いがあっても精度が変わらずに分析可能。測定には正確な数値を表す8点接触型電極を用いて、3種の広帯域周波数（5kHz・50kHz・250kHz）で細胞内と細胞外に分けて測定します。身長と体重の実測値の他、特定人種の体成分の傾向も組み込まれているため、同じ成分を持つ人間なら、どの国で測定しても同じ体成分が算出できます。また、測定は40以上の項目から選択が可能です。

■各項目の判断法

分析表には、12の結果が表されます。

1.体の構成成分

人の体を作りあげる体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の数値です。

2.筋肉と脂肪の割合

肥満は体重や見た目だけでは判断できません。筋肉と体脂肪の均衡で、普通・強・靭型・肥満型を判断するための数値です。

3.肥満指標

BMIと体脂肪率より見かけ肥満を見つけます。

4.部位別の筋肉バランス

腕・体幹・脚の筋肉量

5.体成分変化

測定したデータを最大8件表示でき、体重・筋肉量・体脂肪率の確認ができます。

6.Inbody点数

80点を基準にして、体成分の均衡度が点数化されています。

7.BMIと体脂肪率による体型評価

体の中身を考慮しながら正確に評価された結果です。

8.体重調節

測定値を分析した結果から、理想的な体成分均衡になるための筋肉と脂肪の調節量が分かります。

9.総合評価

10.内臓脂肪レベル

11.研究項目

総合結果からのアドバイス

12.インピーダンス

これらの結果は、「ITO-InBody370S イトーインボディ370S」をインターネットに接続して、クラウドにデータ保存が可能。クラウドか二次元コードの読み取りで、個人のスマートフォンからも閲覧ができます。また、Wi-FiやBluetoothを利用すれば、パソコンにも表示できるため便利です。